VBScript: 小数点以下を切り捨てる Int
VBScriptで小数点を含む数値を取り扱う際に、 小数点以下を切り捨てる場合はInt 関数を使用します。
書式
Int(式)
Int関数の戻り値は整数部分のみを持つ数値です。
引数の「式」には数値とみなされる値や式を指定します。
引数の値が負数の場合は、
引数以下で最大の負の整数を戻します。
例えばInt(-1.2)の戻り値は「-2」です。
次のサンプルコードは、 Int関数を使った小数点以下の切り捨て例です。
WScript.Echo Int(3.14) ' 3 WScript.Echo Int(345267.245) ' 345267 WScript.Echo Int(-1.2) ' -2 WScript.Echo Fix(-1.2) ' -1
上のサンプルで引数に負数の「-1.2」を指定したときに、 戻り値として「-1」を取得したい場合はFix関数を使用します。