質問力を高めるためのおすすめ本を紹介

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仕事や日常生活において必要な能力の1つに「質問力」があります。

問題解決能力も大事ですが、適切な質問をすることで問題解決ができます。 他人とのコミュニケーションも多くの場合は質問からコミュニケーションが始まります。

多くの方は問題解決能力を重視しています。 そして、一部の方しか「質問力」の重要さに気づいていません。 「質問力」を高めることで、もう一ランク上のステージに身を置く事ができるでしょう。

このページでは、「質問力」を高めるために役に立つ本を紹介します。

新版 すべては「前向き質問」でうまくいく 質問思考の技術

「前向き質問」とは、自分や他人への質問を変えることで、 前向きな思考や建設的な結果を手に入れる思考法のことです。

例えば、仕事で何か問題が起こったときに、「誰のせいだ?」という質問は「後ろ向き質問」です。 「この状況を改善するためには何をすれば良いだろうか?」という質問は「前向き質問」です。

この本では、「後ろ向き質問」をする人を「批判する人」、 「前向きする人」を「学ぶ人」と定義しています。

そして、「学ぶ人」になるためにはどのような質問をすれば良いのかを 多くの具体例で教えてくれます。

ただ質問をするだけでなく、質問の方向性が大事なんだということを教えてくれる本です。

質問力 ちくま文庫(さ-28-1)

コミュニケーションにおける「質問力」の重要性について書かれている本です。 特に、「質問をする人がその場の空気を支配する」という記述には共感できます。

そして対話名人といわれる人達の対談内容を例として、 なぜこの質問が優れているのかといったことを具体的に指摘しています。

あした死ぬかもよ? -人生最後の日に笑って死ねる27の質問

「死」を前提として「生」を考えてみる、そのための質問が27個あります。 何個か質問を上げてみると、

  • 人生最後の日、なにに泣きたいほど公開するだろうか?
  • あと何回桜を見られるだろうか?
  • あなたは、なにによって憶えられたいですか?
  • なんのために、この命を使いたい?
  • なにもかも大丈夫だとしたら、ほんとは、どうしたい?

このような質問があります。 いずれも「死」と「生」を意識した本質的な質問がそろっていて、 質問の後に、質問にまつわる具体的なエピソードが載っています。

「質問力」を高めると共に、モチベーションのアップにも役立ってくれます。 涙腺の弱い方はハンカチのご準備を。

「できる人」の聞き方&質問テクニック—なぜか、「人に好かれる人」の技術と習慣

コミュニケーションは大きく2つに分けられます。「話す」と「聞く」です。 話し方に関する本はたくさんありますが、聞き方に関する本はそれほどないと思います。

この本は、コミュニケーション全般についても述べていますが、 主に「聞き方」について書かれている本です。

聞き方の具体的なテクニック、 「うなずき、あいづち、視線、質問、メモ」といったことから、 良い人間関係を築くコツも書かれています。

他人とのコミュニケーションの中でも「聞き方」を知りたいという人には おすすめの書籍です。

経営者に贈る5つの質問

「マネジメントの父」といわれ、世界的に有名なP・F・ドラッカーの本です。

ドラッカーも「答え」よりも「質問」を重要視していました。 この本の中にある質問は、以下の5つです。

  • われわれのミッションは何か?
  • われわれの顧客は誰か?
  • 顧客にとっての価値は何か?
  • われわれにとっての成果は何か?
  • われわれの計画は何か?

この質問を絶えず投げかけることで自分や自分達のやるべきことを見失わずに済みます。 「経営者に贈る」とありますが、経営者に限らず誰にでも役にたつ本です。

しつもん仕事術

自らの職業を「質問家」と名乗る松田充弘さんの本です。

「正しい答え」は「正しい質問」から生まれると考え、 「正しい質問」をすることの重要性を教えてくれます。

質問の本質は「気付き」を得ること。その「気付き」をきっかけにして さまざまな考えが生まれ、最終的に「答え」が導かれると書かれています。

質問には「良い質問」と「悪い質問」があり、 「良い質問」は考えが前向きになれる質問、 「悪い質問」は考えが後ろ向きになれる質問、 だからこそ意識的に「良い質問」をする必要があります。

この本には100個以上の前向きになれる質問があり、 それらに答えていくことで新たな自分を発見する「気付き」を 与えてくれるかもしれません。

「質問」の重要性はわかるのだけれど、 具体的に「どんな質問がいいのだろう?」と思う方には 具体的質問例が豊富なこの本をおすすめします。

ピンチをチャンスに変える51の質問 (だいわ文庫)

自分自身への質問をすることで前向きな考え方になれる本です。

この本の質問は、対他人ではなくて対自分への質問です。 ピンチの状況に陥ったときに効果的な自分自身への質問が51個書かれています。

章立ては次の通りです。

第1章 ピンチを乗り切る10の質問( 第2章 心を軽くする10の質問 第3章 人生に変化を起こす10の質問 第4章 ライフワークを見つける10の質問 第5章 最高の自分を生きる10の質問

このテーマに沿って具体的な質問が書かれています。例えば、

・この状況に隠れている、すばらしい点は? ・インスピレーションを得られる本、映画、音楽は? ・いったい何を怖れているのだろう?

こういった質問があります。 本質的な質問がたくさんありますので、 自分への質問力を高めるのに役に立つ本です。