Markdown記法で目次を自分で生成する

Markdownでは目次の生成も簡単にできます。 目次はリストリンクの記法を組み合わせて記述します。

まずはリストとリンク記法の復習を簡単に行って、 次に「ページ内リンクの目次」、「他ページへのリンクの目次」の記述方法を解説します。

リストの復習

*(アスタリスク)、+(プラス)、-(ハイフン)のいずれかに 半角スペースを入れます。

* 第1章
* 第2章
* 第3章

関連記事: Markdown: 箇条書きリスト <ul> を作成する

リンクの復習

リンクには『アンカーリンク(ページ内リンク)』と 『ハイパーリンク(他ページへのリンク)』の2通りがあります。

■ アンカーリンク(ページ内リンク)の場合

Markdown: [リンク文言](#アンカー名)

HTML: <a href="#アンカー名">リンク文言</a>

■ ハイパーリンク(他ページへのリンク)の場合

Markdown: [リンク文言](URL)

HTML: <a href="URL">リンク文言</a>

関連記事:
Markdown: リンク <a> を作成する
Markdown: アンカーリンク(内部リンク)を作成する

では、これからリストとリンクの記法を組み合わせて目次を作っていきます。

アンカーリンク(ページ内リンク)の目次

アンカーリンク(ページ内リンク)の目次を生成する場合は、丸カッコ()内に#アンカー名を記述します。

* [第1章](#sec1)
* [第2章](#sec2)
* [第3章](#sec3)

ID(アンカー名)を振るためのHTMLは下記の様に記述しておきます。

<a id="sec1"></a>
<h2>第1章</h2>
コンテンツ

<a id="sec2"></a>
<h2>第2章</h2>
コンテンツ

<a id="sec3"></a>
<h2>第3章</h2>
コンテンツ

ハイパーリンク(他ページへのリンク)の目次

ハイパーリンク(他ページへのリンク)の目次を生成する場合は、 丸カッコ()内にURLやファイル名を記述します。

* [第1章](sec1.html)
* [第2章](sec2.html)
* [第3章](sec3.html)

このようにリスト記法とリンク記法を組み合わせることで、 シンプルに目次を生成することができます。

まとめ

これまでの説明をまとめると次のようになります。

■ アンカーリンク(ページ内リンク)の目次

* [第1章](#sec1)
* [第2章](#sec2)
* [第3章](#sec3)

■ ハイパーリンク(他ページへのリンク)の目次

* [第1章](sec1.html)
* [第2章](sec2.html)
* [第3章](sec3.html)

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