原因と結果の法則 ジェームズ・アレン 【要点メモ】

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多くの自己啓発書の原典となっている「原因と結果の法則」。 100ページに満たない薄い本ですが、どの章も含蓄のある表現がならんでいます。 何度も読み返す価値のある本です。



■ 思いと人格

(P15)
私たちのだれもが内心では手にしたいと考えている、気高い神のような人格は、
神からの贈り物でもなければ、偶然の産物でもありません。
それは、くり返しめぐらされ続けた、気高く、正しい思いの、自然な結果です。
そして、卑しい獣のような人格は、卑しく、誤った思いの、やはり自然な結果です。

(P16)
「人間は思いの主人であり、人格の製作者であり、環境と運命の設計者である」


■ 思いと環境

(P23)
自分の心をしっかりと管理し、人格の向上に努めている人たちは、
「環境は思いから生まれ出るものである」ということを熟知しています。
なぜならば、すでにかれらは、環境の変化と心の状態の変化が、
つねに連動していることに気付いているからです。

(P30)
「私たちは、良い結果に狙いを定めながらも、
その結果と調和しない思いをめぐらすことによって、
その達成をみずから妨害し続ける傾向にある」

(P33)
「あまりにも善人すぎると、苦悩が耐えない」などという迷信を受け入れることは、
自分自身を改善する努力を放棄したいひとにとっては、好都合なことかもしれません。
しかしながら、私たちは、自分自身の病的な思い、悪意に満ちた思い、不純な思いを、
すべて撲滅し、心の中のあらゆるけがれを洗い流さないがきり、
「人間は善人すぎると苦労する」などということを口にする権利さえ手にできません。
知りもしないことを、どうして口にできるでしょう。

(P41)
あなたの環境は、あなた自身の心を映す万華鏡です。

■ 思いと健康

(P46)
いくら食生活を改善しても、自分の心を改めようとしない人間には、
ほとんど効果がありません。
しかしながら、つねに清らかな思いをめぐらせるようになったとき、
人間はもはや、病原菌を気づかう必要さえなくなります。
そのときから、人間は、とても自然に、体に悪い食べ物を好まなくもなります。

(47)
きれいな思いは、きれいな習慣を創りだします。
自分の心を洗わない聖者は、聖者ではありません。
自分の心を強化し、浄化した人間は、そのときから、
もはや病気とは無縁になります。

■ 思いと目標

(P55)
どんなに弱い人間も、自分自身の弱さを知り、
「強さは持続的な鍛錬によってのみ開発される」という真実を信じたときから、
奮闘・努力を開始します。
そして、努力に努力を重ね、忍耐に忍耐を重ね、強化に強化を重ねることで、
やがてはすばらしく強い人間へと成長することになります。

(P57)
人間を目標に向かわせるパワーは、
「自分はそれを達成できる」という信念から生まれます。
疑いや恐れは、その信念にとって最大の敵です。

■ 思いと成功

(P66)
あらゆる種類の価値ある達成が、努力と思いによってもたらされる王冠です。
自己コントロール、決意、けがれのない思い、気高い思い、
正しい思いの援助を得て、人間は上昇します。
自己コントロールの欠如、怠け心、けがれた思い、卑しい思い、
誤った思いの援助を得て、人間は降下します。

■ ビジョン

(P76)
いまの環境がどんなものであっても、あなたはやがて、あなたの思い、
あなたのビジョンとともに、降下するか、同じ場所にとどまるか、上昇することになります。

■ 穏やかな心

(P83)
人間は、自分が思いによって創られた存在であることを理解すればするほど、
より穏やかになります。

思いと人格ひいては人生との関係を理解し、原因と結果の観点から、
あらゆる現象をより正しく眺められるようになることで、
人間は、不平を言い、いらだち、悩み、悲しむことをやめ、
より落ち着いた、より安定した、より穏やかな心の状態を保てるようになります。