始めよう。瞑想 宝彩有菜 【要点メモ】

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「瞑想」と聞くと宗教的なイメージを持つ方がいるかもしれませが、 この「始めよう。瞑想」は、瞑想は科学である、という立場に立って、 科学的な視点から瞑想を解説する本です。 瞑想がどのようなものかを知りたい方におすすめできる本です。

最初に瞑想の具体的な15の手順が絵とともに示されています。

  1. 「設座」場所を確保する
  2. 「着座」座る
  3. 「開始前屈」状態を前に倒す
  4. 「瞑目」目を閉じる
  5. 「起身」上体を起こす
  6. 「結印」印を結ぶ
  7. 「通気」胸式呼吸
  8. 「深気」複式呼吸
  9. 「整芯」姿勢を整える
  10. 「唱呪」瞑想に入る
  11. 「実践瞑想」瞑想を進める
  12. 「境地瞑想」瞑想を深める
  13. 「終了」瞑想を終える
  14. 「終了前屈」瞑想を解く
  15. 「終了休息」リラックス

(P60)
瞑想のポイントは「無」になることだと言ったり、「空」になることだと言ったりしますが、
具体的には、何も考えない状態になることです。
そのためには、「考え」が走っているのを、見つけて、捕まえて、停止させなければなりません。

(P62)
マントラを唱えることによって、「思考」や「思考の種」を整理して片付けていくことです。

(P74)
瞑想の第一段階は、持ち出されてきた思考対象(雑念)に対して
「今は、瞑想中だから、それは後で考えよう」とその考えをやめることです。
それがうまく行けば、また、マントラを唱える作業に戻れます。

(P76)
頭がマントラに集中していても、すぐに退屈になって集中が途切れてしまいやすいので、
その隙間に「雑念」が出てくるという仕組みです。
出てきた雑念を次々に片付けていくと、
雑念の在庫がなくなってついに「空」になってしまうというわけです。

(P79)
瞑想の最初のポイントは、自分の思考が動く様子を観察することです。
それを「観照」といいます。
それさえできるようになれば、瞑想は迷うことなく上手になっていきます。

(P89)
瞑想が上達すれば、自分の頭を勝手に気ままにやりたい放題には
させないことができるようになります。
さらに、瞑想が上達すると、頭が勝手に考えている様子を常時、
観察(観照)することができる自分(=本当の自分)が存在することの実感を
得ることができます。