Markdown: まずはこの5つの記法でほとんどの文章は書ける
Markdown記法、便利ですよね。
わたしもよく利用しています。
本格的にMarkdown記法を覚えようと思っている方もいると思いますが、良く使う記法は決まっています。
「見出し」「段落」「リスト」「強調」「改行」の5つです。
この5つを知っているだけで、ほとんどの文章は書けます。 専門的な文章、例えばコンピュータ・プログラミングの解説などを書く場合を除いて、 ごく一般的な文章であればこの5つでたいていは十分です。
上記5つ以外の細かい記法については、必要な時に検索すれば間に合います。 そこで、このページでは最初に知っておくべき5つの記法について解説します。
見出し(hタグ)
見出しは先頭に#
(シャープ)をつけます。#
(シャープ)の数が見出しのレベルになります。
#
(シャープ)1つで<h1>
タグ。#
(シャープ)2つで<h2>
タグとなります。シャープ記号の後に半角スペースを入れます。
# これはh1の見出しです
## これはh2の見出しです
### これはh3の見出しです
段落(pタグ)
段落は空行によって囲まれた1行又は複数行であらわします。 要は「行を空ける」だけです。
これは1行の段落です。
これは2行にわたって書いていますが、
一つの段落です。空行があることで一つの段落となります。
これは3行にわたってかいてます。
これも
1つの段落です。
リスト(ulタグ)
リストも文章を読みやすくするためによく使います。
リストは、*
(アスタリスク)、+
(プラス)、-
(ハイフン)のいずれかに
半角スペースを入れます。以下では*
(アスタリスク)を使って記述しています。
* A
* B
* C
リスト(olタグ)
番号付きリストをつくる場合は、 数値と.(ピリオド)とスペースの後にリスト内容を記述します。 記入した数値番号ではなく、並び順に数値が振られる点に注意してください。
1. A
2. B
3. C
強調(strongタグ)
強調は*(アスタリスク)か_(アンダースコア)で強調したい部分を囲みます。 1つならemタグ、2つならstrongタグとなります。
emタグの場合、通常はイタリック体で表示されます。 イタリック体はデフォルトの設定では文字が斜めに傾いて表示されます。 ですからフォントによっては見にくくなります。 なので強調する場合はstrongタグを使うことをおすすめします。
テキストを*強調*します
テキストを_強調_します
テキストを**強調**します
テキストを__強調__します
改行(brタグ)
改行はテキストの末尾に半角スペースを二つ入れます。
半角スペースは見えないのでわかりにくい場合があります。 わかりやすくするための対処方法としては2つ考えられます。
- エディタの設定で半角スペースがわかるようにする。
- 改行タグを自分で入力する。
私は2番目の方法をとっています。
<br>
と入力するだけですから、全然手間ではありません。
お好きな方法で行ってください。
テキスト (半角スペース2つ)
テキスト
まとめ
以上、見出し・段落・リスト・強調・改行の5つについて見てきました。 実際にMarkdown記法で文章を書いてみると、この5つだけでほとんどの文章が書けることがわかると思います。 その他の記法は必要な時に調べれば十分対応できます。