スワイプ(swipe)

スワイプとは

タッチスクリーンの画面に指で触れたまま、 指先を上下左右に滑らせる動作のことです。 擬音語を使うと「スーッ」と滑らせる操作になります。

スワイプの動作

ホーム画面を遷移したり、ブラウザで前のページに戻ったり、 通知パネルを表示したり、アプリを終了したり、 画面全体に対する操作がスワイプです。

英単語「swipe」には「強打する、大振りで打つ」の他にも 「カードを機械に通す」という意味があります。 カードを機械に通すときには「スーッ」とカードを滑らせます。 その動作と似ていることから「スワイプ」が指先を滑らせる動作として 使われています。

スワイプと間違えやすい操作として 「フリック」と「ドラッグ」があります。

フリック(flick)

フリックは画面を指で上下左右に素早くはじく動作です。 スワイプよりも画面に触れている時間や距離が短く、 擬音語を使うと「サッ」とはじく操作になります。

フリックの動作

文字を入力するときのフリック入力や、 画面を素早くスクロールさせたい場合に行う動作です。

ドラッグ(drag)

ドラッグはスワイプと同じように画面を指で触れたまま、 指先を上下左右に滑らせます。

ただしドラッグの場合は、アイコンなどの特定の対象物を 移動させる場合に行う動作です。 ですから指先が触れるのは特定の対象物です。 一方スワイプは特定の対象物ではなく、 画面全体をスライドさせたりする動作なので、 指先が触れる箇所はどこでもかまいません。

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