エンコード(encode)

エンコード(encode)とは

人間がわかる形式のデータを、 コンピュータがわかる形式のデータに変換することです。
encodeには「コード化する、符号化する、暗号化する」 といった意味があります。

エンコードの対比語として「デコード」があります。 デコードはエンコードの反対で、 変換されたデータを元の形式に戻すことです。 エンコード・デコードの関係は下図のようになります。

エンコード・デコード

エンコードするための機器やソフトウェアを「エンコーダ」、 デコードするための機器やソフトウェアを「デコーダ」ともいいます。

エンコードという言葉は「〇〇エンコード」という形で いろいろな場面で使われます。

例えば、「動画エンコード」は動画ファイルを圧縮・変換して 「.mp4」「.avi」「.wmv」「.mov」などのファイル形式に変換することです。

文字エンコード」は 「あ」や「い」などの文字データをコンピュータがわかる形式の 文字コードに変換することです。 「文字エンコーディング」とも言い、 「UTF-8」「EUC」「Shift-JIS」など多数の変換方法があります。

URLエンコード」は 日本語等のURLとして指定できない文字を、 指定可能な形式に変換することです。 「あ」は「%E3%81%82」に変換されるように、 「%」のついた文字に変換することから、 「パーセントエンコーディング」とも言います。

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