URLエンコード

読み方:ユーアールエル・エンコード

URLエンコードとは

URLとして使用できない文字(日本語等)を、 別の形式に変換することです。

URLは、インターネット上のWebページの場所を示す表記方法のことで、 例えば「https://www.yahoo.co.jp/」はヤフージャパンのURLです。

但しURLで使用できる文字には制限があり、 日本語等は使用できません。
そこで、URLとして使用できない文字を変換する必要があります。

エンコード(encode)は、データを別の形式に変換することです。 encodeには「コード化する、符号化する」といった意味があり、 人間がわかる形式のデータを、 コンピュータがわかる形式のデータに変換することです。 逆に、別の形式に変換されたデータを元に戻すことをデコードといいます。

URLエンコードの具体例

URLエンコードの具体例を見ていきます。

wikipdiaで何かを調べたい場合、URLは 「https://ja.wikipedia.org/wiki/〇〇」の〇〇の部分に 調べたいワードが入ります。ですがURLには日本語は使えません。

「塩」について調べたい場合は
「https://ja.wikipedia.org/wiki/
ではなく、URLエンコード(変換)して
「https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9」となります。

%xx」というパーセント記号の付いた形式に変換されることから、 URLエンコードのことを 「パーセントエンコーディング」ともいいます。

URLエンコーディングのもう一つの意味

ほとんどの場合「URLエンコーディング」は 「パーセントエンコーディング」のことを指すのですが、 もう一つの意味もあるので紹介します。

HTTPのPOSTメソッドを使ってフォームの文字列を送信する場合、 MIMEタイプ「application/x-www-form-urlencoded」 で定められている方法で変換して送信します。 この変換(符号化)のことを「URLエンコード」ということもあります。

URLエンコード 2種類

ITエンジニアなら2つの意味を押さえておきたいところですが、 一般の方なら「パーセントエンコーディング」の方を知っていれば十分です。

IT基礎知識