DLLファイルを削除しない方が良い理由
DLLファイルは基本的に削除しない方が良いです。 DLL(Dynamic Link Library)ファイルはプログラムの起動時に 動的にリンクされるファイルで、 複数のプログラムから利用されることを前提としています。 一言で言うと「共通で使用する部品ファイル」です。
ですから、あるDLLファイルを削除すると、 そのDLLファイルを利用している 他のプログラムが動作しなくなる場合があります。 例えば「〇〇.dllファイルが見つかりません」などのエラーがでます。 どのプログラムが使用しているかはわからないので、 削除しない方が賢明です。
特にWindowsの根幹にかかわるフォルダ (例:Windowsフォルダ)に入っているDLLファイルは消してはいけません。
DLLファイルを削除しても良い場合は、
DLLファイルを使用しているプログラムが1つしかなく、
そのプログラムを削除する時です。
例えば、特定のプログラムで使用するためにDLLファイルをインターネットからダウンロードし、
そのプログラムが入っているフォルダと
同じフォルダに入れた場合などが
このケースに該当します。
こうした特別なケースを除いて、 通常はDLLファイルは削除しないことをおすすめします。