アウトバウンド(outbound)
アウトバウンドとは
「外へ出ていく、外国行きの」といった意味の英単語「outbuond」 からきている用語で、内から外へ出ていくものを意味します。 対義語は「インバウンド(inbound)」です。
アウトバウンドは特定の分野で使われる用語ではなく、 IT、マーケティング、営業、観光などの様々な分野で使われます。
コンピューターネットワークの分野ではアウトバウンド通信と呼ばれ、 これは自分のパソコンから外部のコンピュータにアクセスすることを言います。 インターネットでWebサイトを見たり、SNSサービスを利用したりすることが アウトバウンド通信に該当します。
営業においては会社側から顧客へ営業をかけることアウトバウンドと言い、 訪問営業やテレアポ営業などが該当します。 テレアポの場合はアウトバウンドコールと呼ぶこともあります。
マーケティングの分野では、
テレビや雑誌、Webで広告を流したり、
ダイレクトメールで販売促進をおこなうことを
アウトバウンドマーケティングと言います。
営業やマーケティングにおいては、
企業側が主体となって顧客(ユーザー)に対して積極的に
アプローチしていくことをアウトバウンドといいます。
観光の分野では国内から海外への旅行や、 海外旅行客のことをアウトバウンドツーリズムと言います。
このように「アウトバウンド」という用語は多岐にわたる分野・業界で使用されますが、 「内から外へ」という本質的な意味に変わりはありません。