PDFとCSVの違い

PDFとCSVはどちらもファイル形式の1つです。 違いは画像データかテキストデータかの違いです。 PDFは画像データで、CSVはカンマ区切りのテキストデータとなります。

PDFはPDFファイルと呼ばれ、ファイルの拡張子は「.pdf」です。 Adobe社が開発したファイルフォーマットで、 OSやソフトウェアに依存せずに、 どんな環境でも同じ見た目で文書を表示・印刷できます。 ファイル内にレイアウトや装飾に関する情報を持っているため 画像データとなります(文字情報も持っています)。

CSVはCSVファイルと呼ばれ、ファイルの拡張子は「.csv」です。 「Comma Separated Value」の略で、 データをカンマで区切ったテキストファイルのことであり、 表形式のデータを格納する時に使用されます。 CSVファイルには文字の装飾やレイアウト情報がなく 文字情報(テキストデータ)のみを持っています。

PDFファイルとCSVファイルを変換する方法

このように、PDFとCSVは画像データとテキストデータという 違う種類のデータが格納されたファイルですが、 表計算ソフトのエクセルを使うことで両者を変換することもできます。

PDFファイルをCSVファイルに変換する場合、 表形式のデータが格納されたPDFファイルをAcrobat等のソフトで 一旦エクセル形式「.xlsx」で保存し、 エクセルを使って「.csv」形式にすることで変換できます。

逆にCSVファイルをPDFに変換する場合、 CSVファイルをエクセルで開いて 「.pdf」形式にすることで変換できます。

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