秀丸でCSVファイルの列(縦)を一括で削除・挿入する方法
秀丸エディタでCSVファイルやTSVファイルの列(縦方向)を、 一括で削除したり挿入したりする方法を解説します。
列を選択して右クリックした時に表示されるメニューには、 削除や挿入といった項目が無いので最初は「出来ないのかな?」 と思ったのですが、いろいろ試してみたら出来たので紹介します。
列の削除
まずは列の削除からです。 次のようなデータが格納されたCSVファイルの列を削除します。
1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4 1,2,3,4
まずは秀丸でCSVファイルを開きます。
この時に一括で選択できるようにCSVファイルはCSVモード、
TSVファイルはTSVモードで開きます。
(関連記事:秀丸エディタ: CSV・TSVモードの設定方法)
下図のように表示されているはずです。
列や行の間にあるガイドライン(補助線)は無くても構いません。
ここで2列目(一番上にBと表示されている列)を削除してみます。
Bと書かれている部分をクリックして列を一括で選択します(下図)。
次に「Delete」キーを押します。
これだけで列が一括で削除されます(下図)。
TSVファイルも同じです。 列を選択して「Delete」キーを押すだけです。
列の挿入
次は列の挿入です。
先程削除した所に列を挿入してみます。
現在は下図のように「1,3,4」と3列になっているので、 これを最初の「1,2,3,4」の4列状態に戻します。
列を挿入したい部分を選択します。
今回は2列目を挿入したいので、
一番上に「B」と書かれた部分をクリックして列を選択します(下図)。
次にキーボードから「,(カンマ)」を入力します。 これだけで列が挿入されます(下図)。
このようにCSVファイルでは列を選択した状態で「,(カンマ)」を 入力すると列が挿入されます。
カンのいい人はお気づきだと思いますが、 TSVファイルの場合は列を選択した状態で 「タブ」を入力すると 列が挿入されます。
データの一括入力
新しく挿入された列に一括でデータを入力するには、 2列目の「B」と書かれた部分をクリックして列を選択します。
次にキーボードから「2」を入力してください。 2列目に一括で「2」が入力されます。
列に同じデータを入力したい場合は、 列を選択した状態でデータを入力します。 今回は1文字「2」だけでしたが、 複数文字も入力できます。
削除にせよ挿入にせよ、 列を選択した状態で操作するのがポイントです。