CSS: 基本書式
CSSの基本書式について説明します。 CCSの記述は通常次のように セレクタ、プロパティ、値の3つを使って記述します。 具体的な書式については次の章で説明します。

セレクタ(selector)、プロパティ(property)、値(value)
まずは3つの用語を押えてください。 セレクタ(selector)、プロパティ(property)、値(value)の3つです。 各用語の意味は次のようになります。
用語 | 意味 |
---|---|
セレクタ | スタイルの適用対象 |
プロパティ | スタイルの性質(色、長さ、大きさ等) |
値 | プロパティに指定する値 |
具体的に見てみましょう。
次の場合は、「div 要素の文字色(color)を "red" にする」という意味になります。
div {color: red;}
次の場合は、「h1 要素の文字サイズ(font-size)を"18px"にする」という意味になります。
h1 {font-size: 18px;}
このように、CSSの指定は「セレクタのプロパティを値にする」という形で指定します。
セレクタ {プロパティ: 値;}
プロパティと値は「コロン(:)」で区切り、値の後に「セミコロン(;」)をつけます。 そしてプロパティと値のセットを「波括弧 {}」 で囲みます。
プロパティの指定が1つの場合はセミコロン(;)は無くても構いません。
プロパティと値の間には空白スペースを入れることができます。 「color:red」よりも間に空白を1つ入れて 「color: red」とした方が見やすくなります。 但し、プロパティと値の途中に空白を入れることはできません。(例「c o l o r: r e d」はダメ)
プロパティを複数指定する
プロパティを複数指定する場合は、次のように記述します。
p {color: red; font-size: 15px;}
上記を複数行に分けて記述すると次のようにも記述できます。
p {
color: red;
font-size: 15px;
}
上の記述よりも、下の記述の方が見やすいと思います。 通常は下のように複数行に分けて見やすいように記述します。