CSS:「指定した属性値を含む要素」を指定するセレクタ
CSS で「指定した属性値を含む要素」を指定する場合は、属性セレクタを使用します。
*(アスタリスク)を使用して次のように記述します。
要素名[属性名*="値"]
このように記述することで、「属性名」に「指定した属性値」を含む要素を指定できます。
*(アスタリスク)を使った属性セレクタと似たセレクタで、~(チルダ)を使った属性セレクタがあります。
要素名[属性名~="値"]
~(チルダ)を使って記述した場合は、「空白区切りの属性値の中で、指定した値を含む要素」を指定できます。
「指定した属性値を含む要素」を指定するサンプル
下の HTML は div 要素が2つあり、それぞれ 「class="sample1"」、 「class="sample2"」となっています。
文字列"sample"を含む要素を取得したい場合、CSSで記述しているように
div[class*="sample"]
とすることで「class="sample1"」、「class="sample2"」の両方の要素が取得できます。
<div class="sample1">red</div>
<div class="sample2">black</div>
<style>
div[class*="sample"]{
color: red;
}
</style>
表示結果:両方の div 要素の文字色が赤になります。
red
black