HTML: リスト要素(ul, ol, dl)の違いについて
HTML にはリストを表す要素として、ul 要素、ol 要素、dl 要素があります。 それぞれを一言で言うと、「ul 要素は順不同リスト」、「ol 要素は番号付きリスト」、 「dl 要素は用語定義リスト」です。
ul 要素はリスト項目の順序が重要ではなく、順不同のリスト(箇条書き)を作成する場合に使用します。
ol 要素はリスト項目の順序が重要であり、番号付きのリストを作成する場合に使用します。
dl 要素は用語の定義リストで、定義する用語と、用語の説明のセットからなります。 定義する用語を dt 要素、用語の説明を dd 要素に記述します。
ul 要素、ol 要素、dl 要素のサンプル
ul 要素(順不同リスト)の表示例とコード
<ul>
<li>みかん</li>
<li>リンゴ</li>
<li>バナナ</li>
</ul>
表示結果:デフォルトでは、先頭に黒丸の付いたリストが作成されます。
- みかん
- リンゴ
- バナナ
ol 要素(番号付きリスト)の表示例とコード
<ol>
<li>手を洗う</li>
<li>おやつを食べる</li>
<li>歯を磨く</li>
</ol>
表示結果:デフォルトでは、先頭に数値の付いたリストが作成されます。
- 手を洗う
- おやつを食べる
- 歯を磨く
dl 要素(番号付きリスト)の表示例とコード
<dl>
<dt>HTML</dt>
<dd>Hyper Text Markup Languageの略で、Webページを作るためのマークアップ言語</dd>
<dt>CSS</dt>
<dd>Cascading Style Sheetsの略で、Webページのスタイルを指定するための言語</dd>
</dl>
表示結果:用語とその説明のセットとして表示されます。
- HTML
- Hyper Text Markup Languageの略で、Webページを作るためのマークアップ言語
- CSS
- Cascading Style Sheetsの略で、Webページのスタイルを指定するための言語