JavaScriptのレベル別おすすめ本を厳選紹介
JavaScript は多くの人におすすめできるプログラム言語です。
JavaScript と言えば、昔はブラウザを操作するための言語というイメージでした。
しかし、現在ではブラウザを操作するだけではなく、 ローカルで動作するプログラムや、 サーバーサイドのプログラム言語としても使われ、活用範囲はどんどん広がっています。
そして、ありがたいことに JavaScript を学習するための書籍も昔に比べると充実してきています。 「玉石混合」なのは相変わらずですが、「良書」も増えてきているのは確かです。
このページでは学習者のレベル別に、おすすめできる JavaScript の「良書」を紹介します。
初心者・入門者向け書籍
確かな力が身につくJavaScript「超」入門

初心者・入門者が最後まで読み通せて、 入門書としても内容が少なすぎず、多すぎず丁度よいバランスの本だと思います。
サンプルプログラムをたくさん作る過程で、基本知識を身につけるようになっています。
入門書を数冊読んだ人向け書籍
ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身に付く

この本は、「入門書を1冊か2冊読み終わったので、次は実践的なゲームプログラムを作ってみたい」 という人におすすめできる本です。
神経衰弱ゲームに始まって、リバーシゲームや落ち物系のゲーム等を作ります。 自分でゲームを作る際に、役に立つテクニックがたくさん載っていますので、 実践向きの書籍といえます。
ただし、初心者が1冊目の入門書として読むには、内容が難しいと思います。 あくまで他の入門書を読んだ上で、次のステップとしての本です。
徹底マスター JavaScriptの教科書

この本は560ページのボリュームがあります。そしてその分だけ充実した内容の書籍です。
ボリュームがありますから、初心者が1冊目の入門書としてよんでも、 途中で挫折する可能性が高いと思います。
他の入門書を1冊か2冊読んだ後で、この本を読んでください。 入門書で得た知識が肉付けされ、体系的に整理されます。
この本は「入門書」と「サイ本」の間に位置する本だと思います。 つまり「入門書 → 本書 → サイ本」という順序で進むとよいでしょう。
「入門書は読んだけれども、サイ本は敷居が高すぎる」という人におすすめできる本です。
中級者以上向け書籍
JavaScript 第6版

JavaScript のバイブル的存在の本(通称 サイ本)です。800ページ以上のボリュームがあります。
本格的にJavaScriptをマスターしたいなら、この本が読みこなせるようなレベルを目指してください。 その頃には周りから一目置かれる存在になっているでしょう。
ただし、発売年が2012年ですから、ECMAScript 6(ECMAScript 2015)には対応していません。
遅かれ早かれECMAScript 6に対応した次のバージョンが出るでしょうから、 次のバージョンを待つのも良いかと思います。
リファレンス本が手元に欲しい人向け
JavaScript逆引きレシピ jQuery対応

リファレンス本が手元に1冊欲しいという人にはこの本をおすすめします。 何冊かリファレンス本を見ましたが、この本が一番役に立っています。
説明が必要な項目については、 複数のページをとってしっかりと説明してくれているので助かります。
途中からはjQuery/jQuery UIのリファレンスにもなっていますので、 jQuery のリファレンス本としても使えます。