JavaScriptのレベル別おすすめ本を厳選紹介

JavaScript は多くの人におすすめできるプログラム言語です。

JavaScript と言えば、昔はブラウザを操作するための言語というイメージでした。

しかし、現在ではブラウザを操作するだけではなく、 ローカルで動作するプログラムや、 サーバーサイドのプログラム言語としても使われ、活用範囲はどんどん広がっています。

そして、ありがたいことに JavaScript を学習するための書籍も昔に比べると充実してきています。 「玉石混合」なのは相変わらずですが、「良書」も増えてきているのは確かです。

このページでは学習者のレベル別に、おすすめできる JavaScript の「良書」を紹介します。

初心者・入門者向け書籍

確かな力が身につくJavaScript「超」入門

確かな力が身につくJavaScript「超」入門 (確かな力が身につく「超」入門シリーズ)
著者: 狩野 祐東
発売日: 2015-10-30
ISBN: 9784797383584
出版社: SBクリエイティブ

初心者・入門者が最後まで読み通せて、 入門書としても内容が少なすぎず、多すぎず丁度よいバランスの本だと思います。

サンプルプログラムをたくさん作る過程で、基本知識を身につけるようになっています。

入門書を数冊読んだ人向け書籍

ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身に付く

ゲームで学ぶJavaScript入門 HTML5&CSSも身に付く!
著者: 田中 賢一郎
発売日: 2015-12-11
ISBN: 9784844339786
出版社: インプレス

この本は、「入門書を1冊か2冊読み終わったので、次は実践的なゲームプログラムを作ってみたい」 という人におすすめできる本です。

神経衰弱ゲームに始まって、リバーシゲームや落ち物系のゲーム等を作ります。 自分でゲームを作る際に、役に立つテクニックがたくさん載っていますので、 実践向きの書籍といえます。

ただし、初心者が1冊目の入門書として読むには、内容が難しいと思います。 あくまで他の入門書を読んだ上で、次のステップとしての本です。

徹底マスター JavaScriptの教科書

この本は560ページのボリュームがあります。そしてその分だけ充実した内容の書籍です。

ボリュームがありますから、初心者が1冊目の入門書としてよんでも、 途中で挫折する可能性が高いと思います。

他の入門書を1冊か2冊読んだ後で、この本を読んでください。 入門書で得た知識が肉付けされ、体系的に整理されます。

この本は「入門書」と「サイ本」の間に位置する本だと思います。 つまり「入門書 → 本書 → サイ本」という順序で進むとよいでしょう。

「入門書は読んだけれども、サイ本は敷居が高すぎる」という人におすすめできる本です。

中級者以上向け書籍

JavaScript 第6版

JavaScript 第6版
著者: David Flanagan
発売日: 2012-08-10
ISBN: 9784873115733
出版社: オライリージャパン

JavaScript のバイブル的存在の本(通称 サイ本)です。800ページ以上のボリュームがあります。

本格的にJavaScriptをマスターしたいなら、この本が読みこなせるようなレベルを目指してください。 その頃には周りから一目置かれる存在になっているでしょう。

ただし、発売年が2012年ですから、ECMAScript 6(ECMAScript 2015)には対応していません。

遅かれ早かれECMAScript 6に対応した次のバージョンが出るでしょうから、 次のバージョンを待つのも良いかと思います。

リファレンス本が手元に欲しい人向け

JavaScript逆引きレシピ jQuery対応

JavaScript逆引きレシピ jQuery対応
著者: 山田 祥寛
発売日: 2014-08-29
ISBN: 9784798135465
出版社: 翔泳社

リファレンス本が手元に1冊欲しいという人にはこの本をおすすめします。 何冊かリファレンス本を見ましたが、この本が一番役に立っています。

説明が必要な項目については、 複数のページをとってしっかりと説明してくれているので助かります。

途中からはjQuery/jQuery UIのリファレンスにもなっていますので、 jQuery のリファレンス本としても使えます。

JavaScript入門