JavaScript: 数値を文字列に変換する

JavaScriptで数値を文字列に変換する場合は String 関数を使用します。

書式
String(数値)

次のサンプルコードでは、整数をString関数を使って文字列に変換しています。

n = 100;

console.log(typeof n); // number

// 数値を文字列に変換
s = String(n);

console.log(s);        // 100

console.log(typeof s); // string

次のコードでは、浮動小数点数をString関数を使って文字列に変換しています。

n = 3.14;

console.log(typeof n); // number

// 数値を文字列に変換
s = String(n);

console.log(s);        // 3.14

console.log(typeof s); // string

「+」演算子を使って数値を文字列に変更する

「+」演算子と空文字を使うと簡易に数値を文字列に変換できます。

n = 100;

// 空文字を連結
console.log(n + "");         // 100

console.log(typeof(n + "")); // string

「+」演算子は、オペランド（被演算子）に文字列がある場合、 加算演算子ではなく文字列連結演算子として機能します。

そこで空文字をオペランドとして指定することで、 結果的に数値を文字列に変換できます。

JavaScript入門