JavaScript: for文を使った配列のループ方法

JavaScriptで配列をループする方法はいくつかあります。 以下に主な方法を紹介します。

for文

最も基本的な方法で、インデックスを使用して配列の要素にアクセスします。

const arr = ["a", "b", "c"];
for (let i = 0; i  {
  console.log(i, e); // インデックスと要素を出力
});

breakやcontinueは使用できません。

for-of文

配列の要素を直接取得するシンプルな方法です。

const arr = ["a", "b", "c"];
for (const e of arr) {
  console.log(e); // 要素を出力
}

breakやcontinueも使用可能です。

Object.entries() を使用

配列のインデックスと要素をペアで取得します。

const arr = ["a", "b", "c"];
for (const [i, e] of Object.entries(arr)) {
  console.log(i, e); // インデックスと要素を出力
}

配列を[index, element]の形式で扱います。

Array.prototype.entries() を使用

配列のイテレータを取得し、インデックスと要素をペアで処理します。

const arr = ["a", "b", "c"];
for (const [i, e] of arr.entries()) {
  console.log(i, e); // インデックスと要素を出力
}

entries()メソッドを使用してイテレータを生成します。

注意点

  • for-in文は配列のループには適していません。 順序が保証されず、追加プロパティも反復処理に含まれるためです。

これらの方法は目的に応じて使い分けることができます。

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