MACアドレス

MACアドレスとはネットワーク機器の識別番号

MACアドレス(Media Access Control address)とは、 ネットワーク機器に付けられている固有の識別番号(製造番号)です。

ネットワーク機器とは「ネットワークカード(NIC)」や 「無線LANチップ」などのネットワークに接続するための機器(装置)のことです。

ネットワークカード

ネットワーク機器ごとに一意につけられた番号なので、 重複することはありません。 (ただし意図的にMACアドレスが変更された場合、 重複することもあります)

デスクトップパソコン、ノートパソコン、ルーター、スマホ、タブレットなど、 ネットワーク機能のある端末であればMACアドレスが存在し、 有線LAN用・無線LANのどちらにも対応している端末ならそれぞれのMACアドレスがあります。

MACアドレスは基本的に物理的に割り当てられる番号なので 「物理アドレス」とも言われます。 その一方で、論理的に割り当てられて変更可能な IPアドレス は「論理アドレス」とも言われます。

ちなみに、読み方は「マック アドレス」と読みますが、 Apple社のMacとは関係ありません。

MACアドレスの表記方法

MACアドレスは48ビットの情報です。 そのままでは見にくいため、通常は8ビット毎に16進数で表記し、 コロン(:)やハイフン(-)を区切り記号とします。

MACアドレスの例
00-00-0E-45-34-A1

MACアドレスは上位24ビット、下位24ビットに分かれます。 上位24ビットは「ベンダーコード」と呼ばれ、 ネットワーク機器を製造する企業(ベンダー)の識別番号です。 ベンダーコードのことをOUI(Organizationally Unique Identifier)と言い、 IEEEが管理しています。

下位24ビットは各ベンダーが付ける番号で、製品番号になります。 番号が重複しないようにベンダーが管理しています。

MACアドレスの表記方法

ベンダーコード例

MACアドレスの上位24ビットのベンダーコードを見れば、 どのメーカーが製造した機器かがわかります。
以下はベンダーコードとメーカー名の一例です。

ベンダーコードメーカー名
00-00-0CCISCO(CISCO SYSTEMS, INC.)
00-00-0E富士通(FUJITSU LIMITED)
00-00-39東芝(TOSHIBA CORPORATION)
00-01-4Aソニー(Sony Corporation)
00-06-5BDELL(Dell Computer Corp)

MACアドレスの確認方法

パソコン(Windows・Mac)、スマホ(iPhone・Android)での MACアドレスの確認方法を紹介します。

Windows

WindowsでMACアドレスを確認するにはコマンドプロンプトから 次のコマンドを入力します。
「getmac -v」

getmacコマンド

左から3列目の物理アドレスの列がMACアドレスのことです。

上の場合はノートパソコンで実行しており、 有線LAN(イーサネット)・無線LAN(Wi-Fi)それぞれのMACアドレスがあります。

MacOS

「アップルメニュー」 → 「このMacについて」 → 「システムレポート…」をクリック。

左側のメニュー「ネットワーク環境」を選択すると「MACアドレス」が表示されます。

iPhone

「設定」 → 「一般」 → 「情報」を選択。

一覧の中にある「Wi-Fiアドレス」がMACアドレスです。

Android

「設定」や「無線とネットワーク」や「Wi-Fi」 → 「Wi-Fi設定」を選択。

一覧の中に「MACアドレス」があります。

MACアドレスは変更できる?

原則としてはMACアドレスは世界で一つの固定された番号です。 ですから通常は変更しませんが、 ソフトウェアを通してMACアドレスを変更することは可能です。 (機器によっては変更不可)

仮に変更しても、 MACアドレスが重複した場合はネットワーク障害の原因になります。