NPCとCPUの違い

ゲームにはプレイヤーが操作するキャラクター(PC)以外に、 コンピュータが操作するキャラクター(NPC)が存在します。 NPCはゲームのストーリーを進行させたり、プレイヤーに課題を与えたり、 一緒に冒険したりするなど、さまざまな役割を担っています。

NPCとCPUは、どちらもコンピュータが操作するキャラクターを指す言葉ですが、 その意味合いには違いがあります。この記事では、NPCとCPUの違いについて解説します。

NPCとCPUの定義

NPCは、Non-Playable Characterの略で、 プレイヤーが操作できないキャラクターを指します。 RPGやアドベンチャーゲームなどのストーリー性の高いゲームでは、 NPCは重要な役割を担っており、ゲームの面白さを左右する要素の一つとなっています。

CPUは、Central Processing Unitの略で、コンピュータの中央処理装置を指します。 ゲームにおいてはCPUがゲームの動作を制御し、NPCの行動を決める役割を担っています。

NPCとCPUの役割

NPCの役割は、ゲームによってさまざまです。

  • ストーリーを進行させる
  • プレイヤーに課題を与える
  • 一緒に冒険する
  • プレイヤーを助ける
  • プレイヤーを妨害する

CPUは、ゲームの動作を制御したり、キャラクターの動きや行動を計算したりする役割を担っています。

NPCとCPUの違い

NPCとCPUの具体的な違いを表にすると、以下のようになります。

項目 NPC CPU
意味 プレイヤーが操作できないキャラクター コンピュータの中央処理装置
役割 ゲームの世界を構成する、さまざまなキャラクター ゲームの動作を制御し、NPCの行動を決める
操作性 プレイヤーが操作できない プレイヤーが操作できない
種類 敵キャラクター、友好的なキャラクター、ストーリーの進行に重要な役割を果たすキャラクターなど 対戦型ゲームでは敵キャラクターを指すことが多い

なお、一部のゲームでは、CPUが操作するキャラクターを「NPC」と呼ぶ場合もあります。 この場合、CPUが操作するキャラクターには、敵キャラクターだけでなく、 友好的なキャラクターや、ストーリーの進行に重要な役割を果たすキャラクターも含まれます。

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