PHP: エスケープシーケンス \
エスケープシーケンス \
改行やタブなどの特殊な文字を表す場合、 頭に「\」をつけた2文字の組み合わせで1つの文字を表します。 例えば改行は「\n」、タブは「\t」など。 このように「\」と組み合わせて特別な意味を持たせた文字列を 「エスケープシーケンス」といいます。
PHPでのエスケープシーケンスは次の通りです。
エスケープシーケンス | 意味 |
---|---|
\n | 改行 |
\r | 復帰 |
\t | タブ(水平タブ) |
\' | '(シングルクォート) |
\" | "(ダブルクォート) |
\\ | \ |
エスケープシーケンスを使ったサンプルコード
次の文字列は間に改行「\n」が入った2行の文字列です。
$s = "Hello\nWorld!"; echo $s . " \n"; // 実行結果 Hello World!
次の文字列は'シングルクォートを表すために「\'」を使っています。
$s = 'I\'m fine.'; echo $s . " \n"; // 実行結果 I'm fine.