PHP: 文字列の前後の空白等を除去する trim()
前後の空白等を除去 trim()
PHPで文字列の前後の空白等を除去する場合は、trim()関数を使います。
除去する文字は半角スペース、タブ(\t)、垂直タブ(\v)、 改行(\n)、復帰(\r)、nullバイト文字(\0)です。
書式
trim(文字列 [, 指定文字])
戻り値は空白等が除去された文字列です。 第2引数で除去する文字を指定することもできます。
前後ではなく、先頭の空白文字だけを取り除きたい場合は ltrim()関数を使い、 末尾の空白文字だけを取り除きたい場合は rtrim()関数を使います。
次のコードでは、文字列前後の半角スペースと改行を取り除いています。 真ん中にある半角スペースは残っています。
$s = " abcde abcde \n"; $s2 = trim($s); echo $s2 . " \n"; // 実行結果 abcde abcde
除去する文字を指定する
第2引数を指定すると、除去する文字を指定できます。
下のコードでは前後の "-" を除去しています。
$s = "--abcde abcde--"; $s2 = trim($s, "-"); echo $s2 . " \n"; // 実行結果 abcde abcde
除去する文字を複数指定することもできます。
$s = "==--abcde abcde--=="; $s2 = trim($s, "-="); echo $s2 . " \n"; // 実行結果 abcde abcde