PHP: 関数の定義
関数の定義
PHPでの関数の定義方法を解説します。
書式
function 関数名(引数1, 引数2, ...){ 処理 return 戻り値; }関数名には半角英数字とアンダースコア_ が使えますが、 先頭に数字は使えません。 さらに関数名は大文字・小文字が区別されません。 関数名「test」と関数名「Test」は同じ関数として扱われます。
関数の定義にはfunctionキーワードを使い、
functionと関数名の間には半角スペースが必須です。
関数名の後の丸括弧()内に引数をカンマ区切りで指定し、
引数がない場合は丸括弧()のみを記述します。
関数名(引数)の後にある波括弧{}内に、
処理を記述します。
戻り値がある場合は return の後に戻り値を書き、 戻り値がない場合は return; と書くか、 何も書かないかのどちらかです。
関数定義の具体例
関数の具体例です。
次の関数「f_plus」は2つの引数を受け取り、受け取った2つを足した値を返します。
// 関数定義 function f_plus($a, $b){ return $a + $b; } // 関数呼び出し $n = f_plus(1, 3); echo $n . " \n"; // 4
関数の定義場所
上のコードでは関数呼び出し部分よりも前に関数定義を行っています。
ですがPHPの場合は関数呼び出し部分よりも後に関数定義があっても動作します。
次のコードのように関数定義の方が後にあっても正常に動作します。
// 関数呼び出し $n = f_plus(1, 3); echo $n . " \n"; // 4 // 関数定義 function f_plus($a, $b){ return $a + $b; }