FFFTPの便利な小技集

FFFTPは完成度の高いソフトなので、 接続情報を設定した後はデフォルト設定でも使えるのですが、 知っておくとより使いやすくなる設定もあります。

ここでは、 FFFTPを使う際に知っておくと便利な小技をいくつか紹介します。

フォルダ同時移動

ローカル(PC)側とホスト(サーバー)側でフォルダ構成が同じ場合、 どちらかを移動するともう一方も同時にフォルダを移動することができます。

フォルダ同時移動にチェックを入れていると、 片方の移動だけで同時に移動してくれるのでかなり便利です。 PC側とサーバ側でフォルダ構成が同じ場合はこの機能を使用することをおすすめします。

「ホストの設定」画面 ⇒「拡張」タブで設定します(下図)。

フォルダ同時移動

最後にアクセスしたフォルダを覚えておく

前回の操作時に最後にアクセスしたフォルダを覚えておいて、 次回の初期フォルダとすることもできます。

ローカル側やホスト側の初期フォルダを特に設定していない場合は、 この機能にチェックを入れておくとフォルダを覚えておいてくれるので 便利です。

「ホストの設定」画面 ⇒「基本」タブで設定します(下図)。

最後にアクセスしたフォルダを覚えておく

サーバー側のファイル名を変更する

サーバー(ホスト)側のファイル名だけを変更するには、 サーバー(ホスト)側の変更したいファイルを右クリックして、 メニューから「名前変更」を選択(下図)。

ファイル名変更

後は「名前変更」画面が表示されるので、 変更したいファイル名を入力して「OK」ボタンを押します。

サーバー側にフォルダを作成する

FFFTPでアップロードやダウンロードとは関係なく サーバー(ホスト)側にだけフォルダを作成することもできます。

フォルダを作成したい場所で右クリックして、 メニューから「フォルダ作成」を選択します(下図)。

フォルダ作成

後はフォルダ名を入力する画面が出てくるので、 入力するとフォルダが作成されます。

古いファイルで上書きしてしまうのを防ぐ

既に存在する名前のファイルをアップロード(ダウンロード)しようとすると、 下図の「アップロードの確認」画面が表示されます。

古いファイルで上書き防止

この時に上から2番目の「新しければ上書き」を選択して、 「OK」又は「以降全て」ボタンを押します。

「新しければ上書き」を選択することで、 古いファイルで上書きしてしまうのを防ぐことができます。 さらに、更新していないファイルをアップロード(ダウンロード) しないので時間の節約にもつながります。

古いファイルで新しいファイルを上書きすることはレアケースなので、 なるべく1番上の「上書き」よりも2番目の「新しければ上書き」を 選択するクセをつけておくと良いと思います。

ホスト設定のコピー

ホスト設定を新規に作成する場合、 すでにあるホスト設定をコピーして作成することもできます。
ホスト設定の内容が似ている場合は コピー機能を使った方が簡単に作れます。

やり方は、コピーしたいホスト設定を選択して 「コピー」ボタンをクリックします。

コピー

おなじホスト設定が作成されるので、 後はコピーボタンの上にある「設定変更」ボタンを 押して必要な箇所を変更します。

ウィンドウの位置とサイズを記憶する

FFFTPのウィンドウの位置やサイズを記憶しておいて、 次に起動する時に同じ位置とサイズで配置することもできます。

メニューの「オプション」 ⇒ 「環境設定」を選択。

「オプション」画面の「その他」タブを選択し、 「ウィンドウ位置を保存する」にチェックを付けてOKボタンを押します。

ウィンドウ位置を保存する

デフォルトではチェックが付いていないので、 毎回画面左側に同じ大きさで表示されます。 この機能にチェックを入れることで自分の好きな場所とサイズを 覚えておいてくれます。

ソフトウェア