Obsidian: 見出しに対してリンクを貼る方法
Obsidianで見出し(ヘッダー部分)に対してリンクを作成する方法を紹介します。 同一文書の見出し一覧のリンクを作成して、文書の目次を作ることもできます。
ここでは、同一文書の見出しへのリンクと、別の文書の見出しへのリンクの2通りを紹介し、 最後にリンク文言を変える方法も説明します。
同一文書の見出しへのリンク
同一文書の場合は内部リンクのフォーマットの中に「#見出し」と記述するだけです。
[[#見出し]]
Obsidianでは下図のように「[[#]]」と入力した段階で、 文書内の見出しの候補を表示してくれます。後は候補から選択するだけです。
見出しのレベルに応じて#の数を変える必要はありません。 h1でもh2でもh3でも[[#見出し]]と#一つで記述します。
このリンクを文書の先頭に並べて記述することで目次を作ることもできます。
別の文書の見出しへのリンク
別の文書の場合は内部リンクのフォーマットの中に「ファイル名#見出し」を記述します。
[[ファイル名#見出し]]
下図のように「[[ファイル名#]]」と入力した段階で 指定したファイル名の見出しの候補を表示してくれます。
別の見出し名を付けたい場合(リンク文言を変えたい場合)
次の2つのリンクを記述した場合、
[[#見出し1]] [[ファイルA#ファイルAの見出し1]]
プレビューで見ると下図のように表示されます。
もしリンク文言を変えたい場合は「|」縦棒を使って 見出しのあとに別のリンク文言を記述します。
[[#見出し1 | 別の見出し1]] [[ファイルA#ファイルAの見出し1 | 別の見出し2]]
「|」縦棒の前後にスペースは必要ありませんが、 入れておいた方が見やすくなると思います。
上の記述をプレビューで表示すると、下図のように 「|」縦棒の後に書いた別の見出しがリンク文言として表示されます。