プラットフォームとは
プラットフォームとは共通の基盤のこと

プラットフォーム(Platform)とは、 ソフトウェアなどが動作するために共通となる基盤(土台)のことです。
プラットフォームのわかりやすい例としては、コンピュータのOSである WindowsやmacOS、Linuxなどがあります。 Windos用アプリケーションはWindowsというプラットフォーム上で動作し、 他のプラットフォームでは動作しません。macOS用アプリケーションは macOS上で動作し、他のプラットフォームでは動きません。
他には「ゲーム機」もプラットフォームです。 「プレイステーション」や「Nintendo Switch」がプラットフォームになります。 プラットフォーム毎にゲームソフトが開発されて、「プレイステーション」用に 開発されたゲームソフトは「Nintendo Switch」では動作しません。
プラットフォームは相対的な言葉なので、 視点によってプラットフォームが異なります。 例えば、ワードやエクセルといったアプリケーションから見たプラットフォームは、 WindowsやmacOSなどのOSですが、 OSから見たプラットフォームはOSが動くためのハードウェアになります。
プラットフォームの語源
英単語「platform」には演台、舞台、高台、 駅のプラットホームなどの意味があり、 周囲よりも少し高い場所を指します。
そこから「ソフトウェアの動作環境」や「基盤」「足場」といった 意味で使われています。
プラットフォーム? or プラットホーム?
プラットフォームという表記も見かけますし、 プラットホームという表記も見かけます。 「platform」をカタカナ表記したものなので、 どちらでもいいのですが、 駅の場合は「プラットホーム」と表記され、 IT分野では「プラットフォーム」の方が良く使われています。マルチプラットフォーム
複数のプラットフォームに対応するものもあり、 その場合「マルチプラットフォーム」といいます。
たとえば、プログラミング用のエディタとして有名な 「Visual Studio Code」はWindows、macOS、Linuxのどれでも動作する マルチプラットフォーム対応のソフトウェアです。
プラットフォーマー

プラットフォーマーとはサービスやシステムの基盤(プラットフォーム)を
提供する事業者のことです。
「GAFA」(Google、Apple、Facebook、Amazon)
などの巨大IT企業を指す言葉としてよく使われます。