VSCode: 拡張機能「bookmarks」が便利

Visual Studio Codeの拡張機能「bookmarks」を使うと、 ブックマークのようにファイル上に印をつけて、印の間を移動することができます。

秀丸でのマーク機能のようなものです。

使い方次第で、アウトライン機能としても使えるので、 大きなファイルを扱うときに便利です。

ここでは、拡張機能「bookmarks」の使い方を紹介します。

「bookmarks」のインストール

拡張画面の検索ボックスに「bookmarks」と入力すると、 一番上に表示されるので、インストールボタンをクリックします。

「bookmarks」インストール

インストールした時に、説明ページが表示されます。軽く目を通しておくとよいでしょう。

下図の両端に青い小さな四角が表示されています。これがブックマークです。

ブックマーク

「bookmarks」の使い方

ブックマークを設定したい行で右クリックすると、 表示されるポップアップメニューの中に、 「bookmakrs」のメニューも表示されます。

「bookmakrs」のメニュー
Bookmarks Toggle: 「Ctrl + Alt + K」
ブックマークの設定・解除
Bookmarks jump to Next: 「Ctrl + Alt + L」
次のブックマークへジャンプ
Bookmarks jump to Previous: 「Ctrl + Alt + J」
前のブックマークへジャンプ

ショートカットキーを覚えておくと、 右クリックして選択する手間が省けます。

ブックマークを設定すると、行番号の横に青いマークが表示されます。 下図では72行目に設定しました。

行番号の横に青いマーク

画面右側のスクロールバー部分にもブックマークが表示されます。 右側の方で、ファイル全体のどのあたりにブックマークがあるのかがわかり、 ジャンプできます。

スクロールバー部分

「BOOKMARKS EXPROLER」 でアウトライン機能としても使える

「BOOKMARKS EXPROLER」を表示させると、 ブックマークの一覧が表示されますので、 これをアウトライン機能としても使うことができます。

使い方次第ではVS Codeにデフォルトでついているアウトライン機能よりも便利です。

まず、サイドバーに表示されている「bookmarks」のアイコンをクリックします。

「bookmarks」のアイコン

「BOOKMARKS EXPROLER」が表示されます。ここにブックマークの一覧が表示されます。

「BOOKMARKS EXPROLER」

便利なのは、下図のようにファイル毎にブックマークが表示されているところです。

そして、クリックしたブックマークのファイルタブを開いて該当箇所にジャンプしてくれます。

ファイル毎にブックマークが表示

通常の開発作業では、複数の大きなファイルを開いて作業するのが普通ですよね。

その時に、この「BOOKMARKS EXPROLER」を使うことで、複数ファイルの中から 表示したいファイルの表示したい箇所へジャンプできます。

ですから、自分でファイルタブをクリックして、 該当箇所へスクロールして探す、といった手間が大幅に削減できます。

この拡張機能「bookmarks」はおすすめですよ。ぜひ使ってみてください。

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