オンプレミスのメリット・デメリット
オンプレミス(情報システムの自社運用)のメリット・デメリットについて 紹介します。
メリット①:サーバー等の機器を自由に選択できる
オンプレミスの場合は使用するサーバー等の機器を自由に選択することができます。 高い処理能力が必要となるシステムや、 高い可動性が求められるシステムの場合、 クラウドという選択肢よりも、 オンプレで高性能サーバーを導入するケースが多々あります。
メリット②:セキュリティの安全性
オンプレミスの場合はデータは自社サーバー内にありますから、 アクセスできる人間は限定できます。
一方クラウドの場合は他社にデータを預ける形になります。 クラウドサービス経由でデータ漏洩事件がたびたび発生しているように、 インターネット上に大事なデータを置くことはリスクがあります。
デメリット①:初期投資額が高い
オンプレミスの場合、サーバーやネットワーク機器、 ソフトウェアライセンスなどのハード・ソフト両面を自社で用意する必要があります。
企業の規模にもよりますが、中小企業でも数百万、規模が大きくなると数千万や億単位で 初期投資金額が必要となります。
デメリット②:自社で資産の管理・保守を行う必要がある。
自社運用ですから、資産(ハード・ソフト両面)の 管理や運用保守を自分たちで行う必要があります。 例えばサーバーに障害が発生したときなどは 自分たちで対応するか、外部に委託する必要があります。 そのために専門の知識や経験を持ったエンジニアや機器を確保する費用が発生します。