PowerShell: 文字列の途中から文字を挿入・削除 Insert, Remove
PowerShellで文字列の途中から指定文字を挿入したい場合は Insertメソッドを使います。 逆に途中から削除したい場合はRemoveメソッドを使います。 どちらも.NET Framework Stringクラスのメソッドです。
Insert: 挿入
Insertメソッドは、指定した文字位置から任意の文字列を挿入する することができます。書式は次のとおりです。
書式
文字列.Insert(文字位置, 挿入文字列)
第1引数に文字位置を指定し、第2引数に挿入する文字列を指定します。 第1引数の文字位置に0を指定すると先頭に挿入し、 文字列長を指定すると末尾に挿入します。 マイナスの値を指定するとエラーになります。
次のサンプルコードはInsertメソッドによる途中挿入の例です。
$s = "abcde" $s.Insert(3, "-") # abc-de $s.Insert(0, "&") # &abcde $s.Insert(5, "*") # abcde*
Remove: 削除
Removeメソッドは指定した文字位置から指定した文字数を削除することができます。 書式は次の通りです。
書式
文字列.Remove(文字位置 [, 文字数])
第1引数には文字位置を指定します。
0を指定した場合は先頭から削除します。
マイナスの値を指定するとエラーになります。
第2引数には文字数を指定します。
第2引数を省略した場合は文字列の最後までを削除します。
次のサンプルコードはRemoveメソッドによる途中削除の例です。
$s = "abcde" $s.Remove(3, 1) # abce $s.Remove(3) # abc 末尾まで $s.Remove(0, 2) # cde 先頭から
参考サイト
String.Insert(Int32, String) メソッド (System) | Microsoft Docs
String.Remove メソッド (System) | Microsoft Docs