PowerShell: アイテムとコンテナの意味
PowerShellで良く使う用語として「アイテム」や「コンテナ」があります。 他のプログラミング言語ではあまり使いませんが、 PowerShellでは良く出てくるので、意味を理解しておく必要があります。
用語 | 具体例 |
---|---|
アイテム | ファイル、フォルダ、レジストリサブキー、レジストリキー |
コンテナ | フォルダ、レジストリキー |
アイテムとはファイルやフォルダ、 レジストリサブキーやレジストリキーの事を言います。 「Get-Item」コマンドレットのItemはアイテムのことです。
コンテナとはアイテムを子に含むことができるアイテムの事です。 ファイルを含むことができるフォルダ、 レジストリキーサブキーを含むことができるレジストリキーがコンテナになります。
別の言い方をすると、 フォルダやレジストリキーはアイテムであり、 コンテナでもあります。 ファイルやレジストリサブキーはアイテムを子に含むことができないので コンテナではありません。
用語 | アイテム | コンテナ |
---|---|---|
ファイル | 〇 | ☓ |
フォルダ | 〇 | 〇 |
レジストリサブキー | 〇 | ☓ |
レジストリキー | 〇 | 〇 |
子アイテムという用語も使われます。 フォルダの子アイテムはファイルやサブフォルダ、 レジストリキーの子アイテムはレジストリサブキーです。 ツリー図にすると次のようになります。
アイテム(コンテナ) ├ 子アイテム └ 子アイテム フォルダ ├ ファイル └ サブフォルダ
(関連記事:Get-ItemとGet-ChildItemの違い)