Python: ファイルのオープンモード mode

Pythonでファイルをオープンする時に指定するオープンモードの一覧です。

オープンモード内容
r読み込み用にファイルを開く
w書き込み用にファイルを開く
a追記用にファイルを開く
r+更新、読み込み用にファイルを開く
w+更新、書き込み用にファイルを開く
a+更新、追記用にファイルを開く
rbバイナリーモードで読み込み用にファイルを開く
wbバイナリーモードで書き込み用にファイルを開く
abバイナリーモードで追記用にファイルを開く

「r」「w」「a」の3つを押さえておけばほとんどのケースで事足りると思います。 読み書きを行う場合は「r+」「w+」「a+」が使えますが、 実際に使うケースはあまりないと思います。 「r+」「w+」「a+」の違いについては以下のサイトが参考になります。

データをopenするときの第2引数 r+, w+, a+の違いって何?[Python] | VasteeLab

テキストモードとバイナリーモード

補足として、テキストモードとバイナリーモードを区別するオプションは 次のように「t」と「b」になっています。

tテキストモード(デフォルト)
bバイナリーモード

この2つは「r」「w」「a」に追記する形で使われます。
テキストモードで読み込み用にファイルを開く場合は「rt」 と指定してもOKです。
オープンモードのデフォルト値がテキストモードなので 「t」を省略して「r」と書けます。 つまり「r」イコール「rt」のことです。

バイナリーモードで読み書きする場合は「b」を省略できないので「rb」となります。

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