Python: リストの値(内容)を表示する

Pythonのリストのデータ内容をコンソール上に表示する方法を いくつか紹介します。 print()関数だけでなく、pprint()関数でも表示できます。

print()で表示

最も手っ取り早いのは組み込み関数のprint()関数の引数に リストを指定する方法です。 この場合リストの内容が横一列に表示されます。

li = ["a", "b", "c"]

print(li) 

# 実行結果
 ['a', 'b', 'c']

for文を使って表示する

リストの値が少ない場合は上記の表示方法でも問題ありません。
ですがリストの内容が多い場合は、 要素を一つずつ別の行で表示した方が見やすくなります。
その場合は、for文を使ってリストをループさせます。

li = ["aaaaa", "bbbbb", "ccccc"]

# for文を使って1つずつ表示
for d in li:
	print(d)

# 実行結果
aaaaa
bbbbb
ccccc

リストの内容が多い場合は、この方が見やすくなります。

pprint()で表示

print()ではなく、pprintモジュールのpprint()関数を使っても表示できます。 引数 widthの値を調整することで出力幅を調整できます。

次のサンプルコードでは、 1行の出力幅が約30文字で収まるように表示されています。 表示される要素数はwidthの幅やデータ内容によって異なります。
(関連記事: pprintでリストや辞書を見やすく出力する

import pprint

li = ["aaaaaaaaaa", "bbbbbbbbbb", 
	"cccccccccc", "dddddddddd", 
	"eeeeeeeeee", "ffffffffff"]

pprint.pprint(li, width=30, compact=True)

# 実行結果
['aaaaaaaaaa', 'bbbbbbbbbb',
 'cccccccccc', 'dddddddddd',
 'eeeeeeeeee', 'ffffffffff']
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