Pythonの主なデータ型とデータ型の調べ方 type()
Pythonで使用する主なデータ型と、 type()関数を使ったデータ型の調べ方を紹介します。
データ型
Pythonでよく使うデータ型と、 そのデータ型が変更可能かどうか、 シーケンスかどうかを紹介します。
変更可能なデータ型はリスト、ディクショナリ、セットの3つです。
シーケンスなデータ型は文字列、リスト、タプルの3つです。
シーケンスとは各要素の並びに順序が存在するしくみのことで、
インデックスを指定することで各要素を取得できます。
データ型 | 種類 | 変更可/不可 | シーケンス |
---|---|---|---|
int | 整数 | × | × |
float | 浮動小数点数 | × | × |
bool | 真偽 (True/False) | × | × |
str | 文字列 | × | 〇 |
list | リスト | 〇 | 〇 |
tupple | タプル | × | 〇 |
dict | ディクショナリ(辞書) | 〇 | × |
set | セット | 〇 | × |
データ型を調べる tpye()
Pythonでは、変数自体にデータ型の定めはありません。
ですからどんな種類の値でも格納できます。
変数に格納されている値のデータ型を調べたい場合は type()関数を使います。
type()関数の実行結果は下のように
'str'や'int'、'list'と表示されます。
s = "a" print(type(s)) # <class 'str'> n = 100 print(type(n)) # <class 'int'> li = [1,2,3] print(type(li)) # <class 'list'>