VBScript: コメントアウトの方法
VBScriptでコメントを記述する場合は
2つの方法があります。
「'」シングルクォートと「Rem」の2つです。
それぞれについて説明していきますが、 一般的に使われているのは「'」シングルクォートの方です。
「'」シングルクォートでのコメントアウト
「'」シングルクォートから文末までがコメントアウトとみなされます。 「'」シングルクォートは半角で入力してください。 全角で入力するとエラーになります。
下のプログラムの場合は、行の先頭に「'」があるので、 行全体がコメントになります。
'メッセージを表示 Msgbox "Hello"
下のプログラムの場合は行の途中に「'」があります。
この場合は「'」から行末までがコメントになります。
Msgbox "Hello" 'メッセージを表示
「Rem」でのコメントアウト
「Rem」というワードから文末までがコメントアウトとみなされます。 「Rem」は英単語「Remark」の略で、「コメント」や「注釈」という意味があります。
Rem メッセージを表示
Msgbox "Hello"
ただし、「Rem」によるコメントアウトはあまり使われておらず、 通常は「'」シングルクォートの方を使用します。