VBScript: For文でStep(増分値)を指定する

VBScriptでForループの増分値(ループカウンタの加算値)を指定する場合は、 「Step」の後に増分値を指定します。 Step以降は省略可能で、省略した場合の増分値は「1」です。

書式
For ループカウンタ = 初期値 To 最終値 Step 増分値
	'処理
Next

次のコードは「Step」に「2」を指定しています。

' stepに2を指定
For i = 0 To 9 Step 2
	WScript.Echo i
Next

結果は次のように1つ飛ばしでループカウンタの値が表示されます。

実行結果
0
2
4
6
8

次は「Step」に「3」を指定した場合です。

' stepに3を指定
For i = 0 To 9 Step 3
	WScript.Echo i
Next
実行結果
0
3
6
9

Stepにマイナスの値を指定する

For文のStepにマイナスの値を指定することで、 ループカウンタを減数させることができます。

次のコードは「Step」に「-1」を指定して、 カウンタを「4」から「0」まで減少させています。

' stepに-1を指定
For i = 4 To 0 Step -1
	WScript.Echo i
Next

実行結果を見ると、 「4, 3, 2, 1, 0」というように1つずつ減少しているのがわかります。

実行結果
4
3
2
1
VBScript入門