VBScript: ファイルの存在をチェックする FileExists

VBScriptでファイルが存在するかどうかを確認する場合は、 ファイルシステムオブジェクトのFileExistsメソッドを使用します。

FileExistsメソッドの書式は次の通りです。

書式
ファイルシステムオブジェクト.FileExists(ファイルパス)

戻り値は、ファイルが存在する場合は「True」、 存在しない場合は「False」です。
ファイルパスについては絶対パス、相対パスのどちらかを指定します。

次のサンプルコードは、 ファイル「d:\test\vbs\a.txt」が存在するかどうかをチェックし、 if文で処理を分岐させています。

'ファイルパス
strFilePath = "d:\test\vbs\a.txt"

'ファイルシステムオブジェクト作成
Set objFS = CreateObject("Scripting.FileSystemObject")

If objFS.FileExists(strFilePath) Then
	'ファイルが存在する場合の処理
Else
	'ファイルが存在しない場合の処理
End If

現在ディレクトリ(カレントフォルダ)内にあるファイルを指定する場合は、 次のようにファイル名だけでも大丈夫です。

strFilePath = "a.txt"
VBScript入門