VBScript: ファイルを移動する MoveFile
VBScriptでファイルを移動する場合は、 ファイルシステムオブジェクトのMoveFileメソッドを使用します。
MoveFileメソッドの書式は次の通りです。
ファイルシステムオブジェクト.MoveFile 移動ファイル, 移動先のパス
移動ファイルを指定する際に、 ワイルドカード(*)を使って複数ファイルを指定することもできます。
次のサンプルコードではファイル「d:\test\vbs\a.txt」を 「d:\backup\」フォルダへ移動します。
strFrom = "d:\test\vbs\a.txt" strTo = "d:\backup\" 'ファイルシステムオブジェクト作成 Set objFS = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") 'ファイルの移動 objFS.MoveFile strFrom, strTo
「既に同名のファイルが存在しています」のエラーがでる場合
MoveFileメソッドを実行したときに 「既に同名のファイルが存在しています」というエラーが発生した場合、 移動先の指定方法を確認してください。
「d:」ドライブの「backup」フォルダへ移行する場合、 「d:\backup\」のように最後に「\」を付ける必要があります。
最後の「\」を付け忘れるとエラーが発生します。