VBScript: フォルダを作成する CreateFolder
VBScriptでフォルダを作成する場合は、 ファイルシステムオブジェクトのCreateFolderメソッドを使用します。
CreateFolderメソッドの書式は次の通りです。
書式
ファイルシステムオブジェクト.CreateFolder(フォルダ名)
すでに同じ名前のフォルダが存在する場合は、 「Microsoft VBScript 実行時エラー: 既に同名のファイルが存在しています。」 というエラーが発生します。
フォルダを作成するための基本スクリプト
次のサンプルコードではフォルダ「d:\test\vbs\temp」を新規作成しています。
strPath = "d:\test\vbs\temp" 'ファイルシステムオブジェクト作成 Set objFS = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") 'フォルダ作成 objFS.CreateFolder(strPath)
エラーハンドリング
フォルダ作成中にエラーが発生することがあります。 そのため、エラーハンドリングを追加することが推奨されます。以下はその一例です:
On Error Resume Next Dim objFSO Set objFSO = CreateObject("Scripting.FileSystemObject") objFSO.CreateFolder "C:\ExampleFolder" If Err.Number <> 0 Then WScript.Echo "フォルダの作成に失敗しました: " & Err.Description End If On Error GoTo 0
まとめ
VBScriptを使えば、簡単にフォルダを作成することができます。 基本的なスクリプトにエラーハンドリングを追加することで、 より堅牢なスクリプトを作成できます。Windows環境での自動化タスクにおいて、VBScriptは非常に有用です。