VBScript: 文字列の切り出し Mid()関数
VBScriptで任意の位置から文字を切り出したい場合は、 Mid()関数を使用します。 Mid()関数は抜き出す位置と文字数を指定します。
Mid()関数の書式は次の通りです。
書式
Mid(文字列, 開始位置 [, 文字数])
開始位置の先頭は「1」です。(「0」ではありません)
文字数を省略した場合は、開始位置から後ろの全ての文字を返します。
次のサンプルコードはMid()関数を使って文字列を切り出しています。 開始位置や文字数にいろいろな数値を設定してMid()関数の動作を確認しています。
str = "こんにちは" ' 先頭から2文字 WScript.Echo Mid(str, 1, 2) 'こん ' 2文字目から3文字 WScript.Echo Mid(str, 2, 3) 'んにち ' 文字数を省略 WScript.Echo Mid(str, 3) 'んにち ' 開始位置が文字数よりも大きい値 WScript.Echo Mid(str, 10) '空の文字列 ""
Mid()関数は全角文字でも半角文字でも指定した文字数を切り出しますが、 文字数ではなくバイト単位で切り出したい場合はMidB()関数を使用します。