VBScript: 変数名の命名規則(ルール)

VBScriptの変数名の付け方の規則を紹介します。

  • 変数名の先頭はアルファベット
  • 変数名にはピリオド(.)を使用できない
  • 変数名は半角255文字以内
  • 変数宣言をした適用範囲内で同じ変数名を複数使用しない

上記のルールを守った上で変数名を付けてください。

変数名はコードの読みやすさを左右する要因の1つになるため、 なるべくわかりやすい名前を付けます。 長すぎず、短すぎず、誰が見てもわかるような変数名が理想です。

推奨されている名前付け規則

Microsoft社のサイトではVBScriptの「変数の名前付け規則」があります。
(VBScript の変数の名前付け規則 | Microsoft Docs)

そこでは変数名の先頭にデータ型を表すプリフィックス(接頭辞)を 付けることが推奨されています。

例えば文字列型の変数の場合、先頭に「str」というプリフィックスを付けて 「strName」「strTitle」のように変数名を付けます。

int型の変数の場合、先頭に「int」を付けて「intCount」「intPrice」のように 変数名を付けます。

以下でデータ型、プリフィックス、変数の命名例を紹介します。

データ型プリフィックス命名例
文字列型strstrName
整数型intintCount
長整数型lnglngYard
単精度浮動小数点数型sngsngAverage
倍精度浮動小数点数型dbldblTotal
ブール型blnblnGet
バイト型bytbytData
日付 (時刻) 型dtmdtmToday
エラー型errerrNumber
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