VBScript: If文やSelect文で「何もしない」場合の書き方

VBScriptの If文や Selct Case文で「何もしない」場合、 特に何も記述する必要はありません。

他のプログラミング言語で言うとJavaScriptでは「;(空文)」、 Pythonでは「pass」が「何もしない」を意味します。 ですがVBScriptには「何もしない」を意味する文がありません。

ですから何も記述しなくて大丈夫です。 (後でわかりやすいように、コメントで「何もしない」旨を入れておくことをおすすめします)

次のサンプルコードでは、 If文の条件式で「num = 20」の時だけ何もしません。 コメントで「何もしない」と記述しているだけです。

If num = 10 Then
	a = num
ElseIf num = 20 Then
	' 何もしない
Else
	b = num
End If

次のサンプルコードでは、 Select Case文で「num = 30」の時だけ何もしません。 同じくコメントで「何もしない」と記述しているだけです。

Select Case num
	Case 10
		a = num
	Case 20
		b = num
	Case 30
		' 何もしない
	Case Else
		c = num
End Select
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