VBScript: Select Case文の書き方

VBScriptでの条件分岐方法の1つとして「Select Case」文があります。
ここでは「Select Case」文の基本的な書き方について解説します。

「Select Case」文の書式は次の通りです。

Select Case 条件式
    Case 値1
    	' 「条件式 = 値1」の場合の処理
    	
    Case 値2
    	' 「条件式 = 値2」の場合の処理
    	
    Case Else
    	' いずれの値にも一致しない場合の処理
End Select

「条件式」がCaseの「値」一致した場合に、 後に続く処理を実行します。
いずれの値にも一致しない場合はCase Elseに続く処理を実行します。

「値」の部分に複数の値を指定したい場合は、 カンマ(,)区切りで「値A, 値B」のように指定します。

次のサンプルコードでは、 変数「num」の値に応じてSelect Case文で処理を分岐させています。

num = 20

Select Case num
    Case 10
    	WScript.Echo "10です"
    	
    Case 20, 30
    	WScript.Echo "20または30です"
    	
    Case Else
    	WScript.Echo "一致しません"
End Select

' 実行結果
20または30です
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