VBScript: 演算子の優先順位

VBScriptで使用する演算子の優先順位について説明します。
演算子の優先順位に関しては次のような特徴があります。

  • 算術演算子、比較演算子、論理演算子の順番で評価される
  • 優先順位の高い物から先に演算される
  • 優先順位が同じ場合は先に記述した演算子が先に演算される
  • 優先順位を変えたい場合は括弧()を使用する

以下のリストでは、上にある演算子ほど優先順位が高くなっています。

  • ^
  • -(マイナス符号)
  • *, /
  • \
  • Mod
  • +(加算), -(減算)
  • &
  • =, <>, <, <=, >, >=, Is
  • Not
  • And
  • Or
  • Xor
  • Eqv
  • Imp

優先順位を変えたい場合

演算子の優先順位を変えたい場合は括弧()を使用します。

例えば、次の演算では「+」よりも「*」が優先されますから、 結果は「7」になります。

1 + 3 * 2

「+」を優先したい場合は次のように括弧()を使って記述します。

(1 + 3) * 2

上の演算の結果は「8」となります。

VBScript入門