VBScript: Windows10のMsgboxで文字化けする場合
OSがWindows10以降の環境でVBScriptのコードを記述した時に、 Msgboxなどの日本語部分が 文字化けすることがあります。
例えば次のようなMsgboxを表示するコードがあるとします。
Msgbox "表示したいメッセージ"
このコードを実行すると次のように文字化けすることがあります。
![文字化け](https://step-learn.com/img/img04/2021-1021-01.png)
これは、文字コードの違いによる文字化けです。
VBScriptは文字コード「Shift-JIS」のみ対応しています。一方、Windows10以降のOSでの標準文字コードは「UTF-8」です。 例えば、メモ帳でVBScriptのコードを書いて保存した場合、 デフォルトでは「UTF-8」で保存されます。
![文字コード](https://step-learn.com/img/img04/2021-1021-02.png)
UTF-8で保存したファイルを実行すると文字化けします。 ですから保存する際には下図のように文字コード「ANSI」を指定してください。 「ANSI」は「Shift-JIS」のことです。
![Shift-JIS](https://step-learn.com/img/img04/2021-1021-03.png)
Shift-JISで保存してから実行すると、 Msgboxの内容が文字化けすることなく表示されます。
![Msgbox](https://step-learn.com/img/img04/2021-1021-04.png)
メモ帳だけでなく、 現在は多くのエディタのデフォルト文字コードが「UTF-8」になっていると思います。 VBScriptのコードを記述する場合はShift-JISに変更するようにしてください。