VBScript: Windows10のMsgboxで文字化けする場合

OSがWindows10以降の環境でVBScriptのコードを記述した時に、 Msgboxなどの日本語部分が 文字化けすることがあります。

例えば次のようなMsgboxを表示するコードがあるとします。

Msgbox "表示したいメッセージ"

このコードを実行すると次のように文字化けすることがあります。

文字化け

これは、文字コードの違いによる文字化けです。

VBScriptは文字コード「Shift-JIS」のみ対応しています。
一方、Windows10以降のOSでの標準文字コードは「UTF-8」です。 例えば、メモ帳でVBScriptのコードを書いて保存した場合、 デフォルトでは「UTF-8」で保存されます。

文字コード

UTF-8で保存したファイルを実行すると文字化けします。 ですから保存する際には下図のように文字コード「ANSI」を指定してください。 「ANSI」は「Shift-JIS」のことです。

Shift-JIS

Shift-JISで保存してから実行すると、 Msgboxの内容が文字化けすることなく表示されます。

Msgbox

メモ帳だけでなく、 現在は多くのエディタのデフォルト文字コードが「UTF-8」になっていると思います。 VBScriptのコードを記述する場合はShift-JISに変更するようにしてください。

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