VBScript: 絶対値を求める Abs()関数
VBScriptで絶対値を求めたい場合は Abs()関数を使用します。
書式
Abs(式)
Abs()関数の戻り値は、指定された数値の絶対値 (数値から符号を取り除いた値)です。
文字列を指定した場合、数値として評価できるなら絶対値を返し、
それ以外はエラーとなります。
変数を指定した場合、その変数に値が格納されていなければ
「0」を返します(エラーとはなりません)。
次のサンプルコードでは、 Abs()関数の引数に、数値・文字列・変数を指定した場合の 戻り値を表示しています。
WScript.Echo Abs(15) ' 15 WScript.Echo Abs(-15) ' 15 WScript.Echo Abs(-2.3) ' 2.3 WScript.Echo Abs("100") ' 100 WScript.Echo Abs("-100") ' 100 WScript.Echo Abs("8c") ' エラー WScript.Echo Abs(n) ' 0