VBScriptのおすすめエディタは「VbsEdit」
VBScriptを使って開発するにあたって、 おすすめのエディタ「VbsEdit」を紹介します。
VBScriptに特化した有償のエディタで日本円で5,900円ですが、 試用版(トライアル版)があります。 トライアル版には一部機能制限がありますが 使用期限はありません。
VbsEditのおすすめポイント
VBScriptに特化しているため、 インストールした後にVBScript用の設定をする必要もなく、 すぐに開発に取り掛かれます。 ユーザーインターフェースもわかりやすく、 多くの人がすぐに使いこなせると思います。
入力支援やシンタックスハイライト、 スニペット機能、複数行をまとめてコメントアウトする機能など、 効率的に開発できる機能がたくさんあります。
特に役立つのは入力支援とスニペット機能です。
入力支援の例を挙げると、
「wscript.」と入力した時点で先頭の「w」
が大文字の「W」に自動的に変換され、
下図のようにメソッドやプロパティの一覧が表示されます。
スニペットは初めから多数のひな型が登録されており、 自分でも登録できます。 例えば「if」と入力した後に「F4」キーを押すと、 下図のようにif文の構文が入力され、 {}(波括弧)で括られた場所へは「F4」キーで移動できます。 スニペット機能を使う場合は「F4」キーが重要な役割を果たすので ぜひ覚えておいてください。
トライアル版を使用するにあたって
トライアル版を使用する場合、 VbsEditの起動時に毎回、下図のようにライセンス番号の入力画面が表示されます。 右側の「Evaluate」ボタンを押すことでトライアル版が使用できます。
デバッグ機能を使う場合は3秒間ほど待ち時間が発生します。
デバッグを実行すると下図の登録確認画面が表示されるので
「skip」ボタンを押します。
次に3秒間の待機画面が表示されます。
「skipボタンを押して3秒待機」というプロセスは結構イライラしますので、 トライアル版でデバッグ機能は使わない方が無難です。 デバッグは「VbsEdit」+「コマンドプロンプト(又はPower Shell)」 を使う方がスムーズに開発が進みます。