Python: 文字列を生成する

Pythonで文字列(文字の集まり)を生成する方法を紹介します。

文字列を生成

Pythonで文字列を生成する場合は、"(ダブルクォーテーション)または '(シングルクォーテーション)で囲みます。

# ダブルクォーテーションで囲む
s1 = "hello world"

# シングルクォーテーションで囲む
s2 = 'hello world'
「"hello world"」や「'hello world'」といった文字列そのものを「文字列リテラル」と言います。

個人で開発をする場合は、ダブルとシングルのどちらを使うは好みの問題なので自由です。 チームの一員として開発する場合は、チームのコード規約に従って使ってください。

文字列中にクォーテーションを使いたい場合

文字列中にクォーテーションを使いたい場合は、 もう一方のクォーテーションを使うと便利です。 例えば文字列中に「"」を使う場合は「'」で囲み、 文字列中に「'」を使う場合は「"」で囲みます。

# 文字列中にダブルクォーテーションを使う
s = '<a href=""></a>'

print(s) # <a href=""></a>

# 文字列中にシングルクォーテーションを使う
s = "I'm fine"

print(s) # I'm fine

もう一方のクォーテーションを使わない場合は「\」記号でエスケープする必要があります。
(関連記事:Python: エスケープシーケンス \

s = "<a href=\"\"></a>"

print(s) # <a href=""></a>

s = 'I\'m fine'

print(s) # I'm fine
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